良い水を毎日2リットル飲む健康増進法
 
 
 人体にはたっぷりの水が含まれています。成人でおよそ60%、あかちゃんでは実に80%が水分です。体内の水は、血液として酸素を体中に送ったり、リンパ液として老廃物の代謝に関わったり、その他非常に重要な働きをしています。
 私たちは普段の生活で1日に2リットル以上の水分を汗や尿で失っています。そうして失われる水分を、飲み物や食事から補給しています。
 しかし、体内の水不足を避けるためには、意識してたっぷりの水を飲むことが必要です。体から出る水分が2リットルであれば、入ってくる水分も2リットルが必要と言えます。体内の水分が減ると血液の濃度が濃くなり、ドロドロな血液になってしまいます。健康を考えて毎日2リットルを目安に飲むことをおすすめします。
水分
 
 
体の中の水分のはたらき
 
 体の中の水分は、体液濃度のバランスを維持したり、血液やその他の体液を循環させるために欠かせません。また、栄養や酸素を細胞に運んだり、老廃物を運び去ったりするのも水の大切な役割です。さらに、発汗によって体温を調節したり、血液の濃度を一定にすることで血圧を調節するのも、体の中の水分の役目です。

 
 
●ミネラルウォーター
 ミネラルウォーターは、私たちが簡単に、安く手に入れられる水です。ミネラルウォーターに含まれる成分で人体に重要なものはいろいろありますが、特に重要なものは、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどです。
 
●弱アルカリ性の水
 弱アルカリ性の水が体によいことも知られています。人間の体内はもともとph約7.4の弱アルカリ性に保たれています。体液や血液、唾液などが弱アルカリ性に保たれていると、新陳代謝も活発になります。また、内臓に負担がかからないわけですから、アルカリ性の水は体にとって良い水だといえます。
 
●温泉水  
 日本は火山列島と呼ばれるほど火山が多く、その分、温泉も多い国です。温泉の効用は古くから知られており、「湯治(とうじ)」と呼ばれる療養、健康維持に温泉を積極的に用いてきました。日本における温泉療法は主としてお湯につかる療養でしたが、欧米では主として温泉水を飲用して利用してきました。現在私たちは、飲用の認可を受けた温泉水を手軽に飲用することができますし、現地に行かなくても、ミネラルウォーターとして販売されているものを利用することもできます 。インターネットでの検索サイトで「飲む温泉水」といったキーワードで検索すると、非常にたくさん検索されます。長い歴史のある日本の温泉利用から生まれた温泉水は、日本の風土に育まれた、優れたミネラルウォーターだといえるでしょう。
 
 
 良い水をたくさん飲むことで健康増進できるとしても、おいしくなければなかなか続けることはできません。
 水のおいしさを決めるものに、硬度があります。おいしい水の硬度は10〜100(mg/リットル)の軟水といわれています。例えば、ミネラルウォーターの中には硬度がとても高いものがあります。ミネラル摂取に注目すると、確かに良いですが、硬度の高い水は味にくせがあり、結果的に飲み続けられなかったという話も耳にします。
 続けるためには飲みやすい軟水がおすすめです。おいしくてよい水を選んでこそ、健康的な生活習慣を築くことができます。
 

 
 
 朝起きた時と夜寝る前に飲むコップ1杯のお水は大変有効です。睡眠中は、人は汗をかきやすく、その結果血液の濃度が上がりどろどろ血の状態になります。脳梗塞(脳の血管が詰まる状態)の発症率は、朝目覚めてから数時間後が最も高いとも言われており、眠りに就く前と起きてすぐ水を飲むことは、脳梗塞の予防になると言えます。また、水を飲むことで体内の老廃物が尿として体外に排出されたり、便通が良くなったりと、体調のバランスを保つことにも役立ちます。
 
 
 「良い水を毎日2リットル飲む」ことはとても簡単な健康増進法ですし、現代のライフスタイルにあった続けやすい方法です。是非、良い水をおいしく、たっぷりと飲んで、あなたの健康増進にお役立てください。